出生時育児休業(産後パパ育休)の取得事例

2022年10月よりスタートした「出生時育児休業」、通称:産後パパ育休。
「産後パパ育休」とは、パパが子供の出生後8週間以内に4週間まで取得でき、2回まで分割して取得できる制度です。
今回は、社内初の取得者の事例についてご紹介します。

 

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<取得者:三好事業所/30代男性社員>

 

 

Q:産後パパ育休を取得しようと思ったきっかけ
第一子を授かったことをきっかけに、妻の体調管理などのサポートはもちろんのこと、
家事など家庭内のフォローも行いたいと思い、取得することを決めました。

 

Q:取得した期間について
2回まで分割取得が可能ということで、最初は子供が生まれた日を起点に11日間取得し、
その後2週間職場へ復帰。そしてその後再び7日間取得し、合計18日間取得しました。

 

Q:取得して良かったこと
出産の立会いから育児まで、一連の流れに関われたことが何より嬉しく良かったことです。
家事を行って妻の負担を軽減する事で、私自身が育児への第一歩を踏み出せる期間となりました。

 

Q:取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
まず、妻の妊娠がわかった時点で育休の取得計画を立てました。
私が不在の間、職場の皆さんには業務を分担してもらう事となるため、まずは自身の業務内容の洗い出しをし、職場への報告と引き継ぎ内容について相談をしました。
出産予定日の約3週間前には引き継ぎする内容を部署のメンバーと共有をしていました。
また、ノートに引き継ぎ内容をまとめ、休業中にも自宅でその内容を確認できるようにしていました。

 

Q:取得経験を通して業務に生かせていること
育児を通じて子どもと向き合えたことで父親になったという実感が湧き、より仕事を頑張ろうというモチベーションが上がりました!

 

Q:これから取得を検討している方へアドバイス
家庭での相談はもちろんのこと、職場においては、いつ・どれくらい・誰に何を業務分担するかなど、早い段階で事前に取得計画を立てると良いと思います。
出産予定日は変わる場合があるため、産前の経過状況を見て臨機応変に対応し、上司や職場と密に相談をすることをおすすめします。

 

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当社では社内規定改訂の周知、取得可能な対象社員に制度内容の説明を行うなどして、育児休業制度の取得推進を行っています。
今回取得した社員のほかにも取得した社員や、取得を検討する社員も増えてきています。
まだあまり浸透していない制度ですが、今後ワークライフバランスの実現に向け上手に活用をしていけたら良いですね。